■■■スレ立て依頼所■■■

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219 話し合い(アラバマ州)
【深海ヤバイ】16年間行方不明の海底観測機器サビすらなく発見される
◇汚れやサビもなし
92年に日本海海底に係留され、その後回収できなくなっていた、水温などの観測機器が、
直線距離で約250キロ離れた石狩市で発見された。
16年余の年月を経ても汚れはなく、関係者は「誰かが回収し、きれいにして保管していたとしか
考えられないが、いったい何のために?」と首をかしげている。

回収されたのは、水温と水深を測定する「アンデラー水位計」(長さ約45・5センチ、直径約13センチ)と、
ガラス玉をプラスチックのカバーで覆った「浮き」(直径約45センチ)2個。
総重量は約80キロある。
2月1日に、石狩市厚田区望来の正利冠川河口から100メートルほど上流の川岸に
漂着しているのが発見された。

この機器は、独立行政法人・水産総合研究センター北海道区水産研究所(北水研、釧路市)が、
海草類が枯死する「磯焼け」の解明のため92年9月15日、奥尻島北西沖約170キロ、
水深3400メートルの日本海に480キロの重りを付けロープで海底に係留。
そのまま放置されていた。

機器には、メモリー容量いっぱいとなる92年9月15日〜94年2月17日の水温と水深の
1時間ごとのデータが残されていたが、損傷はなかった。
また、汚れや付着生物もなく、ボルト類のさびもほとんど見られなかった。

北水研の北川大二業務推進部長は「漂着はあり得るが、16年間海中にあった状態ではない」と指摘。
(1)何らかの原因で機器が海面に浮上(2)どこかに漂着(3)何者かが回収、保管(4)再び放棄
−−の可能性が考えられるという。

ソース:毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/archive/news/2009/03/28/20090328ddr041040004000c.html
画像:回収された水位計(右)と浮き。16年余の年月を感じさせない状態が謎を呼んでいる
http://mainichi.jp/hokkaido/news/images/20090328hog00m010002000p_size5.jpg