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[ロンドン 24日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁は24日、2月の
英消費者物価指数(CPI)統計が予想を上回ったことについて、政府に理由を説明する書簡を
送付し、ポンド安が原因ではないかとの考えを示した。
また、依然として今年のCPI上昇率が大幅低下すると予想していることを明らかにした。
2月の英CPI上昇率が前年比で3.2%となり、中銀のインフレ目標である2%からのかい離が
1%を超えたため、説明の書簡が必要となった。
総裁は「2月のインフレ率は予想より幾分高かった」とした上で、「結果に表れた上昇の大半は
輸入品が大きな割合を占める構成要素に集中しているようであり、為替相場下落の消費者物価へ
の転嫁を反映している可能性がある」と指摘した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37135920090324