【依頼444】
民事再生手続き中だった商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)は24日、
東京地裁が民事再生手続き打ち切りを決定したと発表した。
700億円に上る債権の二重譲渡や関係会社の登録取り消しなど様々な問題が発覚したため、
民事再生法による再生手続きを断念、1カ月後をメドに破産手続きに移行する。
同地裁はSFCGの財産が散逸するのを防ぐため、保全管理人の弁護士を選任。
同日保全管理人に就任した瀬戸英雄弁護士は記者会見で
「裁判所はこの会社に再建の見込みがなく、再建計画を立てることもできないと判断した」と説明。
創業者の大島健伸会長ら旧経営陣の法的責任を問えるかどうかも検討する。
破産手続きが始まれば、管財人主導で会社の財産を売却し、債権者に分配する作業に入る
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090324AT2C2400H24032009.html