『美味しんぼ』作家雁屋哲「WBC韓国監督はフェアじゃない。スポーツをする資格ない」

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1 家事手伝い(愛知県)

WBCの準決勝の1位2位を決める試合を見た翌日の朝鮮日報ネット版で韓国の監督が
「きょうの勝敗にそれほど意味はない。これまで使えなかった選手を中心に起用し、こちらが勝った試合に
出場した選手を温存するという戦略で臨んだ」と言っているのを読んで非常に不愉快に感じた。
負けた監督がこんなことを言うのかよ、と言うのがまず第一の印象。

試合に勝ったとしても、これは、言うべき言葉ではない。ましてや負けておいて何を言うのか。
卑怯だ。汚い。およそフェアー・プレイという態度がない。自分の対戦相手にたいする尊敬の念がない。
いかなる試合であれ自分のもてる最大の力を発揮するという、フェアー・プレイの精神が分かっていない。

日本の選手がこの試合に必死に取り組んだのは知っているはずだ。韓国は自分たちの方が強いのは
当たり前だから手を抜いたというのか。負けた後で、「こっちは本気を出さなかったからね」、
というのは相手を侮辱する最悪の言葉だ。いや、試合に負けた自分自身をも侮辱する最悪の言葉だ。
負け惜しみなんてことですむことではない。これだけは、スポーツ選手が言ってはならないことだ。

韓国のWBCの監督よ。
君にはスポーツをする資格がない。
君に率いられるチームの選手が可哀想だ。
君に率いられたチームの選手が、WBCで優勝したとても、それは君たちの国家の名誉になるかも知れないが、
スポーツのフェアー・プレイの精神からみたら、敗者だよ。
君の、あの一言は、本当に醜悪だった。
スポーツを愛する人間である私にとって、あんな言葉を眼にしたくなかった。
スポーツ以上に韓国を愛する人間である私にとってはなおさらだ。

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