近頃では日本でも、ネット上で犯罪予告を匂わす発言をしては逮捕されていますが、イギリスで、高校に火をつけるという内容がネットの掲示板上に書き込まれました。
たまたまをそれを見た大学生が警察へ通報し、犯人が逮捕されたのですが、通報したのは遥か海を越えたカナダの学生だったそうです。
カナダ、モントリオールの大学に通うニューフェルドさんは、たまたまテクノロジー関連の掲示板を眺めていました。
すると、あるスレッドで「自分の学校に対して、暴力と放火に訴える」といった内容を見つけ、ガス缶の画像まで貼られていたそうです。
最初はジョークかと思ったニューフェルドさんですが、イギリスのその地域の電話番号を調べて電話をしました。
自分がカナダから電話をかけていること、誰かが学校に火をつけようとしていることを伝え、警察にそのスレッドのアドレスを伝えました。
警察はその掲示板を調べ、その発言をした容疑者を絞り込み、学校も判明し、1時間以内にスピード逮捕される結果となりました。
逮捕されたのは16歳の少年で、ナイフ、マッチ、燃えやすい液体の入った容器を持っていたそうです。
容疑者の生徒が学校に入る前に逮捕となったことで、高校側は通報したニューフェルドさんともう一人に、感謝をしているようです。
日本で最近多い、いたずら半分の予告ではなく、準備万端な犯行を未然に防ぐことができたわけですが、インターネットの情報伝達の早さが事件に貢献した形となりました。
Montreal student sounds alert over planned U.K. school attackより
http://labaq.com/archives/51182094.html 【依頼70】