20日午後1時過ぎ、北海道湧別町計呂地(けろち)のサロマ湖で、氷上での釣りに来ていた音更(おとふ
け)町宝来東町南2、重村二一(かずいち)さん(79)、弟で帯広市西11南25、修さん(68)と、修
さんの孫で男子中学生(14)、女子小学生(12)の兄妹の計4人が、割れた氷から湖に次々と転落した。
二一さんと修さんは約2時間半後、意識不明で救助隊に引き揚げられたが、収容先の病院で死亡が確認された。
兄妹は二一さんと修さんが押し上げ、氷上にはい上がって無事だった。
遠軽署の発表によると、4人は同日午前6時頃から、岸辺から約350メートル沖の氷上で、氷に
穴を開けるチカ釣りを楽しみ、帰ろうと歩いていた際、
二一さんと男子中学生が湖に転落、助けようとした修さんと女子小学生も落ちた。
オホーツク地方はここ数日、暖かい日が続いており、現場付近の氷の厚さは5センチほどしかなかったという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090320-OYT1T00523.htm?from=navr