matrox社グラフィックカード代理店・ジャパンマテリアル株式会社(東京都新宿区)は、同社インフォマジック事業部で展開を続けていた
matroxグラフィックカード「Parhelia」等一部の製品に関し、在庫限りでの取り扱い終了をweb上で発表した。
対象製品はMatrox Parheliaシリーズ全製品、「Parhelia APVe」「Parhelia PCI DualLink」、
Millennium P750/650シリーズの「MILP650/64P/LP」および「MILP650/64A」の全7モデルとなる。
matroxはいわゆる自作ブームの当初から、現在のNVIDIAやATIと同クラスのシェアを持ち、
「G450」「G550」等の代表作で圧倒的人気を博したメーカー。
また並行輸入モデルとの差別化で「インフォマジック版Millennium」等と呼ばれる事もあり、これまでコンシューマ向けグラフィックカード分野で
ジャパンマテリアルは非常に馴染み深い代理店として認知されてきたが、「Parhelia」シリーズのリリース遅延や、
matroxのコンシューマ以外に向けた戦略が加速し、次第に自作業界からのシェアは必然的縮小となっている。
今回の発表は、matrox製品一部販売終了であり、引き続き現行商品の販売は続くが、
往年のmatroxファンには少々寂しい思いが漂いつつ、今後の展開に期待したいところである。
ttp://www.gdm.or.jp/pressrelease/200903/09030505.html