マイクロソフトは、ITを活用して女性の就労を支援する活動の新3カ年計画を4月からスタートする。
従来の支援対象だった家庭内暴力(DV)被害者やシングルマザーに加え、農業従事者や若年ニートなどにも対象を広げる。
同社は2002年から女性の就労支援活動を始め、06年からは「女性UPプログラム全国版」として全国女性会館協議会、
全国女性シェルターネットと協力して活動に取り組んできた。昨年10月までに4137人がIT講座を受講し、12.9%が就労。
起業講座を受講した22人が起業したという。
12年3月までの新計画では、農業に従事する女性の起業支援や、若年ニート女性の就労支援なども新たに盛り込んだ。
支援する女性センター34施設の活動を通じ、3年間で約5500人の受講と、そのうち35%が受講から半年後に就労できるよう目指していく。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/09/news005.html