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６月４日開港予定の静岡空港（島田市、牧之原市）に静岡−札幌線が就航することを受けて、
北海道の観光キャンペーン団が６日、県庁に石川嘉延知事を表敬訪問し、雄大な北海道の魅力をＰＲした。

一行は、北海道の観光関係者ら３６人で構成。５日に静岡県入りし、７日まで静岡市内で街頭キャンペーンなどを繰り広げる。

県庁へは「ミスさっぽろ」の中寺さくらさんや、北海道観光のくにづくり推進局の熱田洋子局長ら８人が訪れた。
熱田局長は「関西方面からの航空路線が減便となり、道民は本州との交流が減ることを懸念している。
静岡空港の開港で、さまざまな交流が活発化することを期待している」とあいさつ。

北海道観光振興機構の大和田勲専務理事は
「６月の北海道は、とても気候が良い。ぜひ開港時には、知事にも来ていただきたい」と述べた。

石川知事は「これまで静岡と北海道の間には直行便がなく、互いに関心はあるが、交流は制約されていた。
静岡空港の開港で、両道県を行き来する人はかなり増えると思う」と強調。
中寺さんから時計などの記念品が贈られると、お返しに富士山の写真集とお茶をプレゼントした。

また、表敬訪問では、アイヌ民族博物館の職員による民族楽器「ムックリ」（口琴）の演奏も披露された。

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090307/CK2009030702000177.html