大塚製薬グループ百五社を統括する持ち株会社の大塚ホールディングス(HD、東京)が、
徳島市川内町平石若松のジャストシステム本社ビル内に事務処理センターを設置する計画を進めていることが五日、
関係者の話で分かった。従業員は六十五人程度を予定し、十一月にも稼働させる。
米金融危機による世界同時不況で県内にも雇用不安が広がっている中、
関係者は「県内雇用の貴重な受け皿になる」と期待している。
事務処理センターは、大塚グループ内の受注を一括処理するサポートセンター機能を持ち、
経理も含めた事務の効率化を進めるとみられる。
大塚製薬広報部は「今の時点では何も答えられない」としている。
大塚HDはグループの経営基盤の安定、拡大を図り、監視、監督の役割を担う目的で二〇〇八年七月に発足。
グループの中核企業で非上場の大塚製薬(東京)が担ってきたグループ統括機能を引き継ぎ、
事業の戦略立案や経営資源の配分などを行っている。
ttp://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/03/2009_123630271386.html 【依頼655】