【依頼71】
小沢事務所 労働保険未加入も 社民・福島党首も数年間
民主党の小沢一郎代表と社会民主党の福島瑞穂党首の事務所が雇用している
アルバイトや私設秘書について、労働保険に未加入だったことが3日、分かった。
両党とも派遣社員などの労働保険未加入を批判していながら、党首自らの事務所で
同様の問題を抱えていたことになる。小沢氏の事務所は「法令の認識に欠けていた」
として未払い分を支払う方針。福島氏の事務所は「手続きが遅れてしまった」と説明した。
小沢氏の事務所によると、小沢氏が代表を務める民主党岩手県第4区総支部(同県
)や資金管理団体「陸山会」(東京)などの私設秘書の労働保険については、小沢一郎
東京後援会(東京)が一括して届け出や保険料の納付などをしている。しかし、短期の
アルバイトや臨時スタッフなどについては、労働保険の一つである労働者災害補償保険
(労災保険)に加入せず、保険料も支払っていなかった。
同事務所は「少なくとも3、4年は未加入になっており、かなりの人数分の未納保険料を
納付することになる」と説明。小沢氏が初当選した昭和44年以来、「正規の秘書」以外は
届け出ていない可能性もあり、対象者は数百人規模になるという。
同事務所は今後、過去の雇用状況を調べた上で労働局に届け出る予定。
一方、福島氏が代表を務める「福島みずほ事務所」(東京)は、平成18年度までの数年
間、雇用する私設秘書2人について労働保険に加入していなかった。
同事務所は「17年ごろに雇用を始め、労働保険加入の手続きを開始したが、委託事務
組合との折衝などで遅れてしまったようだ」としている。
(続きはソースで)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090304-00000136-san-pol