高岡の児童 操作を体験平均台渡り『おぉ』
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20090227/CK2009022702000191.html 自転車に乗るロボット「ムラタセイサク君」を“先生”に迎えた出前授業が二十六日、高岡市国吉小学校であった。
「子どもたちに理科の授業を好きになってほしい」とセイサク君を開発した氷見村田製作所(氷見市大浦)に同校が出前授業を依頼した。
電子部品などで作られた同社のセイサク君は高さ五十センチ、重さ五キロ。
デジタルカメラの手ぶれ防止機能に使われている傾き感知センサーや車の衝突防止用の超音波センサーを備え、
自転車を低速でこいだり、障害物の前で止まったりもできる。
授業では、同社員が四〜六年生百三十三人にセイサク君の製作過程を説明して実演。
子どもたちは特殊な棒を使って操作を体験し、セイサク君が自転車でバックしたり、幅二センチの平均台を見事に渡ると
「おぉ」と驚きの声を上げていた。
操作した四年山元萌々子さん(10)は「思い通りに動いてロボットはすごいと思った。
自転車のバックは人間ではできないから、面白い」と興奮気味に話していた。
六年生四十五人は発電機作りにも挑戦した。