石破「選んだ責任を持て。総裁批判する暇があったら国民のためになる政策の立案や党改革に努力しろ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 すずめちゃん(北海道)

閣僚、そして自民党国会議員の責任

 石破 茂 です。
 ポスト麻生、などということを本当に誰か自民党内で真剣に議論しているのでしょうか。
 たった五ヶ月前に圧倒的多数で麻生総裁を選んだ責任を一体どう考えているのか、理解に苦しみます。

 内閣支持率が低いのを総理の所為だけにするのは卑怯です。支持率が低いのは内閣全体、
閣僚全員の責任ですし、自民党全体の責任でもあります。

 いやしくも与党たる自民党国会議員であるからには、国民に対して「この人こそ総理に相応しい」
と自分達が選んだことにもっと責任を持つべきであり、批判する暇があったら、国民のためになる
政策の立案や党改革に努力して貰いたい。自分達の選挙が危ないから総裁を代えようなどという動機が、
見栄えがよくて人気のある総理総裁の下でラクして選挙を戦いたいという心理の裏返しであるとすれば、
決して国民の支持は得られないと知るべきです。

 船が沈みそうなときは、乗組員全員が全力で水をかい出し、穴を塞ぐことに集中しなくてはなりません。
そして努力の甲斐なく沈むときは、船と運命を共にする覚悟がなくして、幹部船員の資格はありません。

 当然のことながら、自民党丸は、常に己のためではなく、国民のためにあらねばならないのです。
その目的を失ったとすれば、沈んでもやむを得ませんが、私はそうは決して思いたくないのです。

http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-7e4b-1.html