■富山流エレキ東京へ
県内出身の中高年男性らで作るアマチュアバンド「タウン・ビーツ・プロジェクト」(TBP)が
3月7日、東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)で
初めて開かれるエレキサウンドイベント「タツミ・プールサイドエレキカーニバル」に出演する。
国内を代表するプロを含むバンド4組との共演を前に、
メンバーは「富山らしい演奏をしたい」と気合を入れている。
TBPは10年ほど前に結成され、米国の4人組ロックバンド「ザ・ベンチャーズ」など
1960〜70年代に流行したバンドの曲を中心に、県内のイベントなどで演奏。
アニメ「サザエさん」のテーマ曲をエレキ風に変化させたり、
南砺市の民謡「こきりこ節」をベースギターで表現したりする珍しさが評価され、出演が決まった。
メンバーは仕事や家事の合間にTBPに参加するため、
全体では女性も含めて約15人いるが、今回は斉藤一清さん(60)(南砺市)、
神田重勝さん(58)(滑川市)、泉田(せんだ)正博さん(57)(射水市)、
富山市出身の清水明さん(39)(金沢市)の4人が出演する。
リーダーの神田さんは、「東京で演奏するのは初めてなので緊張するが、
富山のバンドらしい演奏を心がけたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090222-347360-1-L.jpg http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090222-OYT8T00016.htm