難病の拡張型心筋症と診断された匝瑳市の農業、大木通照さん(41)の
次男将嵩(まさたか)君(9)が、米国での心臓移植手術を終え、
18日、成田国際空港に帰国した。市立吉田小学校の同級生ら約50人が出迎えた。
将嵩君は07年8月、野球の練習中に突然倒れた。
一刻も早い心臓移植が必要とされ、08年3月に渡米。
カリフォルニア州立大ロサンゼルス校(UCLA)医学部付属病院に入院し、
11月に移植手術が成功した。
昨年1月から通照さんの友人や吉田小の父母会らでつくる
「まさたかくんを救う会」が募金活動を展開。
17日現在、約1億5290万円が寄せられた。
会見に臨んだ将嵩君は「ぼくのためにたくさんの人たちが動いてくれました。
ありがとうございます。また、ドナーさんと家族の人に
ありがとうの気持ちをずっと持っていたいです」と話した。
将嵩君は東京都内の病院に検査入院後、帰宅する予定。
通照さんは「早く家に帰って親子で川の字になって寝たい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090219-00000058-mailo-l12