ジャニーズ離れが加速 「ギャラが高い割りに視聴率が稼げない」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 すずめちゃん(関西地方)

亀梨和也のドラマが4.9%の衝撃 テレビ局の“ジャニーズ離れ”加速…

●「SMAP×SMAP」も14.4%と低下

 ジャニーズのタレントが出演する番組が総崩れの様相を呈してきた。
「KAT―TUN」の亀梨和也の主演ドラマ「神の雫」(日本テレビ)は、17日放送の回に視聴率4.9%を記録。
これは今クールのゴールデン、プライムのドラマの中で最低の数字だ。

 「『神の雫』は人気漫画が原作で、ワインがテーマのドラマ。
大人も子供も見ると期待され、視聴率は10%を上回るとみられていました。
しかし、この数字ですから、主演の亀梨の力不足は否めません」(芸能評論家・金沢誠氏)

 もっとも、亀梨のドラマの惨敗は、ジャニーズの一端ともいえる。
昨春にTBSが鳴り物入りで始めた「嵐」出演の「ひみつのアラシちゃん!」は
視聴率が1ケタ台に落ち込むことも珍しくないし、
常時10%台後半をキープしてきた「SMAP×SMAP」(フジテレビ)も今週、ついに14.4%を記録した。

 また、NHKと全民放キー局のレギュラーを制覇したTOKIOの国分太一は、
今春で「解体新ショー」が終了し、「オーラの泉」(テレビ朝日)の放送が月1回に減る。

 水面下で“テレビ局のジャニーズ離れ”が進んでいるようだ。
「経費削減を進めているテレビ局としては、ギャラが高い割に視聴率を稼げないジャニーズのタレントを外して、
割安でイケメンのタレントを使いたいというのが本音でしょう。
水嶋ヒロ、三浦春馬ら“非ジャニーズ”が台頭してきた影響もあると思います」(金沢誠氏=前出)

 亀梨ドラマが“蟻(あり)の一穴”になりそうだ。

日刊ゲンダイ (2009/2/20)