アベックを犯して殺した19歳「未成年だからOKww」→無期懲役→現在40歳

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1 すずめちゃん(青森県)

岡山刑務所で迎える13度目の冬。
所内の工場で、旋盤でトラクターや自動車の部品を加工する日々。
指先のあかぎれから血がにじむ。

 名古屋市内の公園で88年2月、少年ら6人が若い男女を襲い殺害したアベック殺人事件で、
リーダー格とされ無期懲役が確定した当時19歳の元少年(40)。「塀の中」での生活は21年になった。

 元少年の母(62)は、接見禁止が解け、初めて名古屋少年鑑別所で対面した時の様子を
「未成年だから、すぐ帰れるという態度で、アッケラカンとしていた」と振り返る。

 そして、89年6月の名古屋地裁判決は死刑。「
反省しているとは思えぬ態度が散見された」と、裁判長は厳しく批判した。

 <この時に私は初めて、本当の意味で被害者の方やご遺族の方のお気持ちというものを(略)自分なりにいろいろと考えることが出来たのです>

 元少年が友人にあてた手紙である。

 名古屋高裁は96年12月、更生の可能性を認め、無期懲役に減刑した。
生と死のはざまで、奪った命の重さと向き合った。

 <どんなに小さな光だとしてもこれからも私はその小さな光をしっかりと見つめて、
焦らずに一歩一歩一生懸命に頑張っていきたいと思います>

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090221ddm041040040000c.html