糖尿病の診断で使われている血糖値は食事や運動の影響を受けやすく、
検査前の一時的な節制や過食でも簡単に数値が変わる。
このため、日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は19日、
長野県松本市で理事会を開き、診断基準を見直す検討委員会の設置を決めた。
過去1〜2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値
「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の導入を検討する。
現在の診断基準は、99年に策定された。
空腹時血糖値が血液1デシリットルあたり126ミリグラム以上または食後血糖値
(ブドウ糖負荷後2時間血糖値)が同200ミリグラム以上の場合、糖尿病と診断される。
だが、血糖値は検査前数日の食事や運動の影響が強く表れるため、変動が大きい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090220-00000016-mai-soci [依頼522]