黒田「韓国のKTXの枕木15万本が不良品。新幹線にしておけばよかったのにm9(^Д^)プギャー」と皮肉る

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1 すずめちゃん(関東地方)

ソウル支局長・黒田勝弘 日本アジア鉄道の夢よ
日本に行って新幹線に乗ったという韓国のお年寄りが「日本では『のぞみ』が走っているんだねえ。実に
懐かしかったねえ」という。何のことかとっさには分からず「えっ、どうしました?」というと、実は戦前、
日本統治時代の朝鮮半島でも「のぞみ」が走っていたのだという。
戦前の鉄道時刻表を調べてみると、確かにあった。しかし「ひかり」や「のぞみ」が
戦後、新幹線としてよみがえった時、日本の鉄道界ではこのことが意識されていたのだろうか。

韓国高速鉄道は「KTX(コリア・トレイン・エクスプレスの略称)」という何の変哲もない名前だ。列車に
「ひかり」や「のぞみ」といった愛称もない。ぼくのような鉄道好きにとっては、なぜ「アリラン」と命名され
なかったのか今でも不満だが、それはともかく、今でも残念なのは韓国の高速鉄道が日本の
「シンカンセン」を導入しなかったことだ。

ぼくはKTXに初めて乗った時、どこか安心(?)したことを覚えている。日本人としてフランス製TGVへの
対抗心からだ。乗ってみて、ちゃちな感じのいかにも軽量で、狭くて窮屈な決してよくない乗り心地に
「これじゃ新幹線の方が上だ」と実感した。
座席の方向が固定されていて、乗客にとっては後ろ向きに走ることにもなるなど、不親切には驚いた。
開通後も時間の遅れなどトラブルが相次いだ。そのたびに「日本の新幹線にしておけばよかったのに…」と思ったものだ。
韓国は技術移転や借款など好条件のTGVを選択したのだが、当時の日本の消極姿勢は今思いだしても痛恨だ。
とくに日本政府は何もしなかったに等しい。「また日本(新幹線)になったら何をいわれるか分からない!」
という反日感情への過剰な気遣いなど、まったく腰が引けていた。
KTXは最近また、建設中の慶州回りの新路線で敷設済みコンクリート枕木15万本が不良品とわかり
大騒ぎになっている。「新幹線にしておれば…」の思いは強い。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090218/kor0902180335000-n1.htm