男子ゴルフ、不況の影響表面化=2億円大会中心に賞金減額へ
男子プロゴルフツアーの賞金額が、不況の影響で数億円規模の減額となることが、16日明らかになった。
日本ゴルフツアー機構の小泉直会長が理事会に報告した。
同会長によると、この2、3日で7試合ある総額2億円の大会主催者数社を中心に、賞金減額の打診が相次いだという。
試合数は明らかにしなかったが、「最低でも5%、最大なら10%までいく可能性がある」という。
男子ツアーは今季25試合で、予定の賞金総額は37億1000万円。ここから2億円〜4億円の程度の減額となる見通しだ。
同会長は「厳しい経済情勢が、ついにこちらに回ってきた。幸い中止の大会はないが、影響は避けられない」と険しい表情で語った。
男子ツアーでは日程発表後に、主催者の都合で中止になったことが過去に1試合だけあるが、賞金が減額となった例はない。
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