小日本は保守の国?革新の国?

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1 すずめちゃん(東京都)

2009年2月13日、環球時報は記事「日本はなぜ独立した文明なのか?決して完全に欧米化したわけでは
ない」を掲載した。故サミュエル・ハンチントン氏の研究に依拠して日本社会の特徴を紹介した。

1998年12月、ハンチントン氏は東京で講演した「21世紀日本の選択」(のちに『文明の衝突と21世紀の
日本』集英社新書に収録)で世界は今後7から8のグループに分かれると主張した。そのグループとは
文明を基軸として結集するもので、ヒンドゥー文明、西欧文明、ラテンアメリカ文明、東方正教会文明、
中華文明、イスラム文明、アフリカ文明、そして日本文明があげられている。唯一、一つの国家だけで
文明圏を築くとされた日本は明らかに異質な存在だ。

ハンチントン氏のいう文明とは固有の価値観、振興、社会制度、社会構造を持つものを指す。明治維新、
第二次大戦の敗戦と近代以後2回も大きな転換点を迎えた日本は、一見完全に欧米化したように
見えつつも独自の要素を守り続けている。こうした外来の文化を大胆に取り込む「保守にして革新」で
あることが日本の特徴だという。

http://www.recordchina.co.jp/group/g28585.html