主力抜けてボロボロの中日 若手台頭の予感、らしいがそんな予感は微塵も感じない

【１２球団チェック】（中日）主力抜けても、若手台頭の予感

エース川上がメジャー移籍、主砲ウッズは解雇、中村紀も楽天へＦＡ移籍と、投打の柱が抜けた中日。
それでも、１２球団随一とも言われる練習量で、若手台頭の予感はある。
投手陣を引っ張るのは山本昌。今キャンプは、２軍からのマイペース調整で、
４３歳７カ月での史上最年長となる開幕投手の可能性も十分にある。
右腕の血行障害で昨季３勝の朝倉、フォームを崩し７勝９敗と負け越した中田が復調の気配を見せている。
さらに昨季後半から先発に定着したチェン、吉見に加え、浅尾が中継ぎから先発に転向する見込み。
「川上がいないこともあまり感じないでしょうね」と広島の玉木スコアラーが舌を巻くほど。
守護神の岩瀬も健在、投手王国の看板は今季も不変だ。
むしろ問題はウッズ不在の一塁、森野の三塁復帰で空いた中堅だ。
一塁は飛距離に定評のある新外国人のブランコがリードも、実戦で変化球に対応できるかがカギ。
落合監督は外野の和田と小池にも一塁練習をさせ、次の手も打ち始めている。
中堅には新人の野本を登用し、同じ左打者の立浪兼任コーチが密着指導中だ。
二塁井端、遊撃荒木の入れ替えなど、随所で変化を見せる中日。日暮れまで続く練習で、
６年目の落合中日はフレッシュな布陣を固めつつある。（喜瀬雅則）

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/090214/bbl0902141750003-n1.htm

浅尾きゅん＞＜