「新潟市版グリーン・ニューディール政策」発表
首都圏の若者らを農業の新たな担い手として呼び込もうと、
新潟市は13日発表した平成21年度当初予算案で、「新潟市版グリーン・ニューディール政策」を打ち出した。
新潟を舞台にした映画に出演した若手俳優が先陣を切る形で若者に農業の魅力をアピールし、
担い手確保と人口増、耕作放棄地解消の“一石三鳥”を狙う。
市は新規事業として、意欲ある若者に1年間、就農の場を提供し、
農業の魅力を発信するモニターに委嘱するニューファーマー支援事業(700万円)や、
繁忙期の農作業を都会の人が有償で手伝う農業ヘルパー事業(200万円)を打ち出し、
首都圏の若者らに参加を呼びかける。
昨年、県内を舞台に撮影され、今春公開される映画「降りてゆく生き方」で準主役を務めた
俳優の森太熊さん(30)は春から新潟市南区の水田約2300平方メートルを借り、仲間たちと無農薬無肥料農法に挑む。
森さんは「都会で農業に興味を持つ若者は多いが、きっかけがなくて飛び込めない。僕が突破口を開きたい」と意気込んでいる。
ttp://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/090214/ngt0902140202000-n1.htm