Q.中国は何故、反日か？　A.小日本が自己の行為を反省していないから

　　中国新聞社が主催する掲示板「中新網社区」に掲載中のアンケート「中国人として、
君はなぜ反日なのか？」では12日午前11時までに、回答者の25．45％が「日本は現在に
いたるまで過ちを認めず、自己の行為を反省していない」を選択した。

　　同アンケートの開始は2008年10月15日だが、日本の海上保安庁が尖閣諸島周辺に
ヘリコプター搭載の巡視船の常置配備したことをきっかけに、改めて掲示板内の目立つ
場所に掲載された。12日現在も投票が続いている。

　　アンケートは、あらかじめ設けられた「反日の理由」10種類から、複数回答可能で
選択する方式。一般ユーザーが作成して投稿、中国新聞社が審査した上で掲載した。
12日午前11時現在の回答数は7851件。

　　最も多い「過ちを認めず、反省していない」と第2位の「日本は歴史上、中国に対して
大罪を犯した」（20．14％）は、歴史問題絡みの反日感情を反映した。

　　次いで多いのは「台湾問題であいまいな態度をとり、中国の統一を妨害している」の
16．66％、「いつも米国の尻馬に乗り、国際的に中国の邪魔をする」が11．59％など、
日本の外交姿勢に対する反感だ。

　　他には「多くの日本人が中国に対して非友好的だから」が8．88％、「日本は文化と
経済で中国を侵略している」が8．07％、「日本人は自分を“アジアの兄貴分”と考えて
おり、中国をないがしろにする」が4．83％。

　　一方、反日の理由としてほとんど選ばれなかった選択肢は「地域の優位さを争う
上で、日本は最大のライバル」（3．09％）、「経済面で中国と比べても輝かしい成果を
上げていることが悔しい」（0．78％）、「皆が反日だから、私も反日」（0．52％）の3種。

　　写真は2005年4月、日本の国連安保理常任理事国入りの問題をきっかけに発生
した反日デモ。広東省広州市で撮影。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0212&f=politics_0212_003.shtml