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185 すずめちゃん(東京都)
妬みや他人の不幸を喜ぶ感情に関する脳内のメカニズムが明らかに
―妬みに関する脳活動が強い人ほど“他人の不幸は蜜の味”と感じやすいことが
脳科学的に証明された―
【概要】

独立行政法人 放射線医学総合研究所(理事長:米倉義晴、以下、放医研)分子イメージング研究センター*1分子神経イメージング研究グループ(須原哲也グループリーダー)の高橋英彦主任研究員らは、
東京医科歯科大学保健衛生学科(松浦雅人教授)、日本医科大学精神神経科(大久保善朗教授)、慶應義塾大学精神神経科(加藤元一郎准教授)との共同で、
fMRI*2を用いた研究により、人が妬みを持つ感情と他人の不幸を喜ぶ感情に関する脳内のメカニズムを明らかにしました。

妬みは現代人の誰もが持つ普遍的な感情と言えます。また、私達は他人に不幸が起こると通常同情をしますが、反対に喜ぶ場合もあり、“他人の不幸は蜜の味”と呼ばれる非道徳な感情を持つことがあります。
これらは私たちがごく普通に持ちうる感情ですが、これらの感情が脳のどのような機能によってもたらされるかはこれまで不明でした。
今回の研究では、高橋らが考案した心理課題を被験者に与え、その時の脳内の活動をfMRI により解析しました。
その結果、第1に妬みの感情には前部帯状回*3と呼ばれる葛藤や身体的な痛みを処理する脳内部位が関連していることがわかりました。
次に、妬みの対象の人物に不幸が起こると、線条体*4と呼ばれる報酬に関連する部位が活動することがわかりました。
さらに妬みに関連する前部帯状回の活動が高い人ほど、他人の不幸に対して線条体が強く反応することが明らかとなりました。

http://www.nirs.go.jp/news/press/2008/02_12.shtml


放医研(理事長:米倉)「妬みに関する脳活動が強い人ほど“他人の不幸は蜜の味”と感じやすい」