名車「デロリアン」を電気自動車化

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1 すずめちゃん(中部地方)

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンとして登場する
名車「デロリアン」の電気自動車(EV)化を、日本EVクラブ広島支部が進めている。
広島国際学院大(広島市安芸区)の実習室で約1年間かけて改造を続け、近く公道を疾走する。

米国製のデロリアンは、近未来的なデザインが特徴。
1981年から2年間で約9000台しか製造されなかった「幻」の名車だ。

改造を発案した広島市内の会社員が東京の所有者から、
EV化する約束で無償譲渡を受け、インターネットで仲間を公募。
マツダ関係者や大学研究者たち約15人が次々と集まった。
かつてスーパーカーに胸を躍らせた30、40代が中心。
EVや低公害車の普及を目指す市民団体である日本EVクラブ(東京)の広島支部を立ち上げ、着手した。

メンバーの一人である広島国際学院大大准教授の仲介で昨年1月、
大学の実習室に持ち込んだ。後部に組み込まれたエンジンを解体。
替わりに15ボルトのリチウムイオンバッテリー8個を直列した充電池を配置した。
改造作業では電動モーターと、車の変速機をつなぐ接続装置の製作が最も困難だった。

EVデロリアンは、一晩の充電で約50キロ距離を走行できる。
最高速度は時速80キロを超える。今月中にも車検を通す計画だ。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20090210003601.jpg

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902100036.html

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