スレタイ 【画像あり】口に大煙斗(大きなパイプ)をくわえ込んでしまったような「先天性骨質増生」の男性
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こちらはまるで大煙斗(大きなパイプ)を口の中にくわえ込んだような「先天性骨質増生」の男性、王金良さんです。
内モンゴル自治区の東南に位置する赤峰市松山区安慶鎮皇姑屯村に住む王金良さんは、若い頃に突然盛り上がり、
年とともに巨大化した下顎のせいで、飲食はおろか最近では視力や聴力にも影響がでてきました。
60歳になる父親の王占さんはこんな金良さんが不憫でなりません。
まばらな髪と口に生やした髭に力のない表情。実年齢の35歳からは10歳ほども老けて見える金良さんに記者は引きずられるような心の痛みを覚えました。
「小さいときは正常でごく普通の子でした。10歳ぐらいで顔の左側が右側に比べて大きくなってきたんです。しかし痛みもかゆみもないということで、そのうち治るだろうと放っておいたんです」
息子の病状を語る王占さんは涙を目の縁に浮かべて語ります。
(中略)
ひどくなったのはここ、2,3年。ちょっとした力仕事をすると歯茎から出血するようになりました。そして昨年6月までに槽牙(臼歯)以外はすべて抜け落ちてしまったのです。
太く低い金良さんの声には風音がまじるようになりました。昨年は瀋陽の医者にも診てもらったのですが、治すには10万元の手術費がかかるといわれ、やむなく帰ってきた金良さん親子です。
病状の急激な悪化に伴い、聴力が衰え、今では補聴器をつけて生活している金良さんですが、やはりいちばんの困難は食事です。
口を開けて粥を匙で上から流し込むという食べ方しかできない金良さんは、一回の食事を終えるのに2時間かかるようになりました。煩わしければ食事を抜きます。
「目が見えず、耳が聞こえず、しかもこんな様子では嫁のきてもないでしょう。私がいちばん心配してるのはこのまま顎がどんどん膨らんでものが食えなくなり、息子が餓死することです」
善意ある人の協力を願ってやみません。王占は堪えきれなかったのか、記者の前ではらはらと涙をこぼしました。
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