上越の郷土食がコンビニ登場
セブン&アイ・ホールディングス(東京)は3日、スキー発祥の地である上越の郷土食、
スキー汁にちなんだ「スキー汁うどん」を発売した。地元産のみそにこだわった商品で、
上越地域と十日町市、柏崎市などのセブン―イレブン84店鋪で販売する。
スキー汁は、オーストリアのレルヒ少佐が上越市にスキーを伝えた1911(明治44)年、
スキー演習中の陸軍高田第13師団の兵士の露営食として考案されたのがはじまり。
鹿児島出身の兵士の話をもとに、さつま汁を原型にして作られた豚汁風の汁物だ。
商品には、スキー汁の特徴であるサツマイモのほか、ニンジン、ゴボウ、大根など
野菜がたっぷり。うどんを加えてボリュームを出した。さらに上越市の「杉田味噌」の
白甘みそと、天然醸造みそを合わせ、まろやかな味に仕上げている。
セブン&アイ・ホールディングスは「地元の味を再現するには、その地域の素材を
使ってこそ。寒い季節にぴったりのメニューになった」と話している。
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=157105