■ 氷の滑り台 長さ120メートルに挑戦 8日に八雲でさむいべや祭り 実行委が手作り
【八雲】第二十二回八雲さむいべや祭りが八日午前十時−午後三時、道立公園噴火湾パノラマパークで開かれる。主催する実行委は、昨年をさらに上回る長さ百二十メートルの氷の滑り台作りに挑戦している。(草間康弘)
祭りは道南でも雪が多い八雲の冬を楽しもうと町民が始めた。一昨年に会場を同公園に移したのを機に、日本一の長さ百メートルの氷の滑り台を作成。昨年は百十メートルに延ばした。
今年はさらに十メートル延ばすが、用意した氷柱は予算の関係で昨年と同じ二百三十個。このため滑り台の底面の部分は、氷を半分に薄く切って並べる。
日没後、仕事を終えた実行委メンバーの八雲商工会青年部員らが集まり、ライトの中で重い氷を一つ一つ並べている。町教委が緊急雇用対策として採用した臨時職員三人も汗を流し、作業は順調に進んでいる。
ほかに、そりなどを引くスノーモービル運行、ゲームやビンゴ大会、演歌歌手近江亜矢ショーなどを開催。空自八雲分屯基地や町民が作った雪像も並ぶ。
また「町もち米消費拡大推進協議会」は町内産米でもちつきも行う。当日は町役場、JR八雲駅前から会場へ無料バスを運行する。
七日夕には前夜祭として滑り台横にキャンドルも並べられる。
問い合わせは町公民館(電)0137・63・3131へ。
(北海道新聞提供)
http://www.toonippo.co.jp/doshin_news/news2009/0205_2.html