島根大キャンパスで硫化水素
3日午前10時40分頃、松江市西川津町、島根大松江キャンパス内で、廃液処理施設
から硫化水素とみられるガスが発生、40歳代の男性職員1人が病院に運ばれた。
男性は意識があるという。松江署は、定期試験中で構内にいた学生や職員ら全員を
体育館に避難させ、大学前の道路を数百メートルにわたって通行止めにし、近くの
住民にも避難を呼びかけている。
同署や市消防本部によると、運ばれた職員は同僚数人と、構内で出た廃液の廃棄処理の
作業中だった。この日は、廃液を回収する日だったという。
市消防本部の隊員が現場で調べたところ、硫化水素の濃度が125ppmを超えていたと
いう。
松江キャンパスは、JR松江駅の北約3キロの住宅街の中にあり、法文、教育、総合理工、
生物資源科学の4学部と大学院などがある。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090203-OYT1T00453.htm