「地方協力本部」開設以来、初の女性本部長として昨年12月1日付で、竹本三保1等海佐(52)が
自衛隊青森地方協力本部長に就任した。陸・海・空の3自衛隊があり“北の守り”の要衝としての位置付けを
担う青森県にあって、協力本部の果たす役割は大きく、竹本本部長に対する期待も高い。着任から2カ月が
たった竹本本部長に今後の抱負や決意、自衛隊の在り方などについて聞いた。(聞き手・福田徳行)
−−改めて抱負を聞かせてください
「陸上自衛隊は青森と弘前と八戸、海上自衛隊は大湊と八戸、航空自衛隊は三沢に主力がありますが、
県民が自衛隊をよく知っているのかなと思ったら意外とそうでもない。やっぱりくまなく各地域に行って知って
もらうことが一番大事なのかなと思います。それがすべての活動につながっていくし、認知度を高めることに
もつながると思います。もう一つは元気な青森づくりに少しでも貢献したいと思っています。いろんなイベント
があれば出掛けていって地域に協力していきたいと思いますね」
−−着任して2カ月になりますが、青森県の印象は
「雪の降る季節に来たので青森は雪があってこそ青森。ただ、雪というのが大変なばかりではなく、
雪が降らないと水不足、作物も育たなくなるし、恵みの雪、ありがたい雪なんだということに気付きました。
それと最近、感じ始めたのは自然は豊富で食材も豊かで伝統文化もいろいろあるし、いっぱいいいものが
あるのにそれが結びついていない。有機的に結び付け、ネットワーク化していけばもっと青森にたくさんの
人が来ると思います。観光客に限って言えばせっかく青森まで来るんだからやっぱり集約されたものを…。
単独の一つ一つのイベントだとあまり来られないと思いますね」
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http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/aomori/090131/aom0901310239000-n1.htm