暖かい海に生息 アオイガイ 近年、石狩沿岸へ増加傾向が一転漂着激減
【石狩】主に温帯や熱帯の暖かい海で生息するアオイガイ(通称カイダコ)の石狩沿岸への漂着が昨年、
大幅に減ったことが、「いしかり砂丘の風資料館」の志賀健司学芸員の調査で分かった。原因は不明だが、
海水温の低下などが一因とみられている。(郡義之)
アオイガイはこれまで、石狩ではほとんど見られなかったが、二〇〇五年ごろから石狩湾新港周辺で、
毎年秋ごろに漂着が目立った。漂着数は〇五年が百二十七匹、〇六年は百四十九匹、〇七年は百五十二匹と増加。
しかし、〇八年は四十五匹と激減した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/144028.html