第54回青少年読書感想文全国コンクール:県代表作品/14 高校の部 /富山
◆高校の部 自由読書
◇人間失格県立高岡南高2年・森川拓弥さん
「人間はなぜ生きなければならないの?」
世間を恐れ、道化を装い、周囲を欺き、ありのままの自分を隠してきた少年、葉蔵。
やがて葉蔵は拒否することのできない青年へと成長していく。愛を求めながら他者への恐怖に苦悩する孤独な生涯とはなんだろうか。
波乱の人生を歩んだ文豪、太宰治が死の直前に書き上げた傑作自伝的小説。
僕は著書に出てくる「弱虫、恥、罪」の三つの言葉を探究し、また、それらの言葉の対義語(アント)について考えてみたいと思う。
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20090129ddlk16040553000c.html