禁煙、節酒、小太りが一番長生きする
http://mainichi.jp/life/today/news/20090130k0000e040045000c.html?link_id=TT006 長生き:禁煙・節酒に「太め」 メタボ健診に疑問…厚労省
がんや心筋梗塞(こうそく)などの循環器疾患を起こさないで今後の10年間を生きる可能性が最も高いのは、「禁煙、月1〜3回の飲酒、BMI(体格指数)25〜27」の人であることが、
厚生労働省研究班による約9万6000人の調査結果に基づく推計で判明した。
禁煙や節酒の取り組みは生存率を向上させるが、BMIだけ下げても変化はなかった。
主任研究者の津金昌一郎・国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部長は「がん、循環器疾患を減らすには、肥満対策より、まず禁煙、節酒を推進することが重要。
国民全体の健康対策として取り組む場合、肥満中心の手法は適切ではない可能性がある」と、肥満改善を重視する現在の特定健診(メタボ健診)に疑問を投げかけた。
米医学誌電子版に発表した。