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ジンバブエ、国民の半数600万がコレラに感染する可能性が

ジンバブエのコレラ感染、最悪のシナリオに近づく＝ＷＨＯ

世界保健機関（ＷＨＯ）は２７日、コレラが流行しているアフリカ南部のジンバブエで
感染による死者数が３０００人に近づいており、感染者数６万人という最悪のシナリオが
射程内に入ってきたと発表した。同国では昨年８月からコレラ感染が広がり始めた。
≪写真はムシナの病院のコレラ患者用テント内で横になるジンバブエの人たち≫

ＷＨＯの２７日の発表では、感染による死者数は２７７３人、感染者数は５万６１２３人に達した。
２３日の発表では死者数は２７７３人、感染者数は５万人余りで、ＷＨＯは「感染はさらに広がると予想される」と指摘していた。

ＷＨＯ広報官のフェデラ・チャイブ氏はＡＦＰ通信に対し、「最悪かつ最大級のコレラ流行だ。
依然として下火になっていない。手がつけられない状況にさえなっており、近い将来もこうした状況が続くだろう」と語った。
そのうえで「感染者数６万人という最悪のシナリオが射程内に入ってきたと判断している」と述べた。

ジンバブエでは雨期の到来とともに感染者数が拡大すると予想されている。ＷＨＯは、
同国では生活状態が悪いことから、人口約１２００万人のうちのほぼ半数がコレラに感染する危険性があるとしている。

http://news.livedoor.com/article/detail/3992672/