西洋文化を排斥:パブ襲撃事件で右翼組織の幹部を逮捕
マンガロールのパブで、右翼組織のメンバーが客の女性数人に暴行を加える事件が起きた。事件への非難が
高まる中、右翼組織シュリー・ラーム・セーネー(SRS)の指導者プラモード・ムターリクが
インド刑法153条(暴動目的の扇動行為)違反の疑いで逮捕された。
ムターリク以外にも、約10人のメンバーが事件に関与した疑いで逮捕された。カンナダのBJP(インド人民党)政権は、
この右翼組織はサンガ・パリヴァール(ヒンドゥー至上主義)とは何の関係もないとしている。
ムターリクはVHP(世界ヒンドゥー協会)の元代表。ムターリクはベルガームで記者会見を行った直後に逮捕された。
ムターリクは記者会見でパブ襲撃事件について「彼らが起こした行動は間違いだった。お詫びする」と陳謝した。
しかし、「ヌードで踊り、薬物を使うのは間違いだ。我々の活動は女性を守るためのものだ」、
「我々の活動は警察によって制限されるものではない」、「我々は2月14日にバレンタインデーを祝うことに反対する」、
「我々はパブ文化を糾弾する。我々の文化では、女性を尊重し敬意を表し母の地位を与えている」と主張した。
ムターリクは事件について、「大したことではない」と語り、事件を大きく扱ったメディアを逆に批判した。パブ襲撃事件では、
プラサード・アッターヴァルSRS副代表を含むメンバーらも逮捕され、計32人が拘束されている。
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/2465/61/