【依頼400】
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901270059.html http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901270059_01.html ホテルの「宴会」が寂しい。経済危機のなか、企業が顧客を招き華やかに催していた「宴会」が
相次いで中止になったり、規模が縮小されたりしているからだ。経費削減もさることながら、
「とてもお祝いムードでいられない」という焦りも背景にある。
その余波はコンパニオン派遣会社や酒造会社にも及んでいる。
【中略】
ホテルなどによると、予定通り開かれても、料理のレベルを下げたりお土産をなくしたりと、
費用を抑える傾向が顕著だという。
今月5日、大阪府と大阪市、関西の経済4団体が主催し、大阪市内のホテルで開催された
「大阪新年互礼会」。費用は前年の約900万円から約450万円に半減。会場内のテーブルに
置かれた食べ物はクッキーだけ。昨年は約20種の料理がビュッフェ形式で振る舞われたことも
あり、ホテルのスタッフに「料理はこれだけ?」と詰め寄る参加者もいたという。
財政再建を進める大阪府が、昨年4月の実行委員会で「経費を思い切って半額に」と持ちかけた。
府は今まで招待していた幹部職員OBらに案内状を送ることをやめた。府の担当者は「計画時は
財政難が理由だったが、結果的に世間全体が厳しい状況になった。こういうご時世なので仕方がない」と話す。