http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090120ddlk08040206000c.html 新潟・産廃処分場のドラム缶:缶製造会社が廃棄−−日本原電発表 /茨城
「日本原子力発電」「東海発電所」「放射性廃棄物」などと書かれたドラム缶が新潟市の産廃処分場で見つかった問題で、日本原電は19日、東海原発(東海村)から出た廃棄物ではなかったとする調査結果を発表した。
日本原電によると、原電の子会社を通じて缶の製造を請け負った新潟市東区の「JFE協和容器」が99年12月、不良品の缶にマークを試し刷りし、00年1〜3月に廃油などを入れて、新潟県内の産廃処分場(02年廃業)に引き渡したという。
15日にJFE協和容器から連絡があり、調査していた。
JFE協和容器は「地域住民に大きな不安を与え、多大な迷惑をかけたことを深くおわびする」とのコメントを出した。
日本原電は今後、外注業者に対し、不良品や試作品を処分する際には、印刷した文字を消すよう仕様書に明記するという。【山内真弓】