Gackt「ジャニーズのような弱いもやし野郎が増えすぎ、もっとガチムチな男が世の中に出てくるべき」

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1 すずめちゃん(東京都)

 映画『ターミネーター』シリーズの続編として製作された、海外ドラマ「ターミネーター:
サラ・コナー クロニクルズ」に、ニューマキシシングル「GHOST」を提供したGacktが、
作品が示唆する人類の危機的状況について自らの考えを語った。

 現在全国ツアー中の「Gackt VISUALIVE TOUR 2008-2009 Requiem et Reminiscence II
〜再生と邂逅〜」のテーマと「ターミネーター:サラ・コナークロニクルズ」の世界観が似ている
ことから、今回の楽曲提供を決めたというGackt。「ターミネーターの存在を通して、
人間らしさとは何なのか? っていう疑問を投げかけているんだと思う」と語った。Gacktが
考える人間らしさとは、強い意志があるかどうかだと力説。「人間の体は記憶と意志の
入れ物だと思う。だから生きようとする強い意志がないと人間とはいえない」と意志を
持って生きることの大切さを説いた。

 さらに本作は人類の危機的状況をも示唆していると分析。「敵はターミネーターだから、
人間同士はともに戦う味方なんだよね。そういう状況にならないと助け合えないのかってこと。
そうなってからじゃ遅いんだってことを示唆している作品なんだと思う」と作品に込められた
テーマについて自らの意見を語った。

 キャラクターの性格にも、ある示唆が組み込まれているというGacktは、主人公の母親で
大胆不敵な強い女性、サラ・コナーを上げた。「正直あんまりタイプじゃない(苦笑)」という
そのわけとは? 「男が弱いから彼女が強くなるしかなかった。これも一つの示唆だと思う。
世の中の男がどんどん弱くなっている証拠だから、強い女性が現れるのは……悲しいな……」
と弱い男性が増えてきた現状を嘆いた。そして、「僕は少しでも男らしく、かっこいい男で
いたいと思う」と語る姿はとても男らしく、最近見かけることの少なくなった、男の中の男と
いった雰囲気だった。

シネマトゥデイ:http://cinematoday.jp/page/N0016409