敷地放し飼いの土佐犬が人を襲う、警官が射殺…愛知
愛知県稲沢市増田東町の畑で10日夜、大型犬が、犬を連れて
散歩中の男性(39)に飛びかかるなどしたため、パトロール中の
男性巡査(25)が約2メートルの距離から大型犬に向かって拳銃を2発撃ち、射殺した。
http://jp.youtube.com/watch?v=RRnzlU41MMQ 男性や警察官にけがはなかった。
稲沢署の発表によると、射殺された犬は、同県甚目寺(じもくじ)町、
建築業男性(58)が闘犬として自宅で飼育している土佐犬(3歳、雄)で、
体長1メートル25、体重45キロ。この男性は、自宅の敷地内に鉄筋や
ワイヤで囲い(縦3・5メートル、横2・8メートル)を作り、放し飼いにしていたが、
10日午後6時頃、いなくなったことに気付いた。土佐犬は高さ約1・5メートルの
柵を跳び越えて逃げ出したとみられる。男性宅から現場までは約4・5キロ。
同署は、県動物愛護条例違反(係留義務)の疑いもあるとみて、この男性から事情を聞いている。
現場付近の住民から「飼い犬が襲われている」などと110番があり、警察官4人が出動、
パトロールしていた。土佐犬は近くの飼い犬1頭をかみ殺したという。
後藤久雄副署長は「被害が広がる恐れがあると判断、発砲した。適正な拳銃使用だった」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090111-OYT1T00313.htm