派遣村、就職売り手市場なのに、村民は「不安定」と言って就職せず・・・
という鋭く迫った記事
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090110/sty0901102118010-n2.htm 求人は売り手市場
数字の上では、求人は有り余るほどある。寄せられている求人数は、住み込み・寮付きの仕事だけで、
首都圏を中心に約4000人分。派遣村のハローワークでは、他のハローワークに優先して求人票を公開
する待遇を取った。警備業、清掃業、タクシー会社、土木建築業など業種も多様だ。
4000人分の求人とは別に「施設の失業者を直接雇いたい」という、村民を直接指名した求人も300
人分ほどある。「交通費がないのだろうから、面接に出向く」と、群馬県の警備会社の社長が自ら施設を
訪れたケースもあった。
ただ、すべての求人が村民のニーズにあっているかというとそうでもない。施設のうち「十思スクエア」
(中央区)で生活する元派遣社員の男性(46)は、「紹介される業種は、不安定な仕事ばかり。また首を
切られる可能性もある。タクシー運転手になりたいと思っているが…。もう少しじっくり仕事を探したい」と話す。