2018・22年のサッカーW杯、開催地は10年に一括選出
国際サッカー連盟(FIFA)は20日、都内で理事会を開き、
今後のワールドカップ(W杯)について、2018年、22年大会の
開催国を一括して10年12月に選出することを決めた。
開催準備に十分な期間をとるのが理由。立候補はどちらか一方、
または両大会に対して可能だが、前2大会を開く地域は候補から
除かれるため、10年南アフリカ大会を開くアフリカ、14年ブラジル大会
を開く南米は18年大会の開催国に立候補できない。
18年大会には日本も招致に関心を示しているが、FIFA理事で
日本サッカー協会の小倉純二副会長は「16年東京五輪招致の
結果が出てから検討する」と述べた。
18年大会を招致したい意向を表明済みなのは、イングランド、スペイン、豪州、中国など。
また、10年にシンガポールで第1回夏季大会が行われる
ユース五輪は15歳以下(U―15)代表が参加することとした。
既にU―17W杯があるため、その下の年代の大会とする。
国際的な金融危機に関して、FIFAのブラッター会長は、
FIFA自体の財務状況は「非常に安定している」と楽観視する一方、
各国リーグのクラブ運営に対しては「まず影響を受けるのがクラブ。
世界中で連帯する必要がある」と危機感を示した。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/representative/news/20081220-OYT1T00575.htm