イルミネーション、自宅彩る電飾 苦情・エコ志向で転機
きらびやかな電飾で自宅を彩るイルミネーションが転機を迎えている。安価な発光ダイオード(LED)照明は普及したが、
周りの住民の苦情などから“消灯”を決断する住宅が増加。景気後退やエコ志向の高まりなどが逆風となっている面もある。
クリスマスを控え、愛好家らは「こんな時代だからこそマナーを守って楽しんで」と呼びかけている。
電源を入れると、さいたま市の静かな住宅街の一軒家が「光の御殿」に変わった――。トナカイやサンタなどクリスマスのモチーフを、
赤や緑、青など色とりどりのLEDライトを5万球も駆使してまばゆく描き、道行く人の目を奪う。家主の石川智之さん(43)は趣味が高じて
昨年イルミネーション制作の会社を立ち上げたほど。自宅を飾るのは10年目。だが、今年で最後と決めている。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081220AT1G1602Y20122008.html