コレラ禍のジンバブエ、10億すっ飛ばして100億ドル紙幣発行

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1 ネチズン(鹿児島県)

ハラレ(CNN) 経済が崩壊状態にあるアフリカ南部、ジンバブエの中央銀行は19日、「100億ジンバブエ・ドル」
紙幣の導入を開始した。20米ドル(約1800円)相当の価値で、パン20個の値段に相当するという。

中銀は今月12日に、「5億ジンバブエ・ドル」と「2億ジンバブエ・ドル」の紙幣発行を決めたばかり。年間インフレ率が
2億3000万%となっているジンバブエでは今年7月、1000億ジンバブエ・ドル札が登場したが、8月に通貨を
「10けた」切り下げて、新紙幣に切り替えていた。

ジンバブエでは、ムガベ大統領が白人農園を強制収用し、農業技術が乏しい黒人農民に再配分する強硬策などを
打ち出して以来、経済が悪化の一途をたどった。人権侵害や野党弾圧に反発する国際社会は経済制裁で締め付けてもいる。

同国では現在、首都ハラレを中心に保健対策での無策が原因とみられるコレラ感染が急激に広まり、ムガベ大統領に
よる独裁政権への世界各国の非難はさらに強まっている。

http://www.cnn.co.jp/business/CNN200812190026.html

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