ジー・モードは、今月と来年1月にスタートする新サービスの発表会を、東京の秋葉原UDXシアターで開催した。
まず最初に登場した、同社のカジュアルコミュニケーション事業本部の桑原敏道氏は、ジー・モードの方針として
「+CCE戦略」を推し進めていくと説明。「+CCE戦略」とは、「Casual(気軽に)」、「Communication(つながる、共感
する)」、「Entertainment(楽しい場)」を意味している。設立以来、同社がカジュアルユーザーを開拓してきたことを
踏まえ、新しいコミュニケーションが生まれる場所を提供し、ビジネスにつなげる戦略であることをアピールした。
略
これまで同社はWii用ソフトとして、ケータイ用ゲームをリメイクしたものを発売してきたが、オリジナルタイトル
『ポップルと魔法のクレヨン』を Wiiウェア用ソフトとして発売することを明らかにした。カジュアルコミュニケーション
事業本部の熊谷亮徳氏によると、本作は飛び出す絵本・ポップアップ BOOKを読みながら遊ぶAVGで、
Wiiリモコンを使って絵本を塗ることで物語が進行するという。物語の進行とともにクレヨンの色が増えていき、
正しい色で塗らないと進めないギミックもあるようだ。
壇上には、ボイスやナレーションを担当した声優の新堂真弓さんと監修を行ったゲームクリエイターの
遠藤雅伸氏が登場。キャラクターの見た目やしぐさがとても愛らしく、新堂さんは「どのキャラもかわいらしく、
操作も簡単なので女の子でも楽しめると思います」と実際にプレイした感想を述べていた。監修を行った
遠藤氏は、10年ぶりにプログラムを組み、音楽もいじったのだという。さらに同氏は「ゲーム性は低いのですが、
進行につれ難しくなっていくので、子どもよりも女性のライトユーザーをターゲットにしています」と説明した。
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