ポイント券をためると野菜がもらえる

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エコ、福祉活動でポイント券 規格外野菜と交換 市民団体 「農業に理解深めて」 久留米市で14日
2008年12月13日 02:00 カテゴリー:九州・山口 > 福岡

規格外の野菜を手に「見た目は悪くても味に変わりはない。多くの人に参加してほしい」と話す福田さん 
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農業や食の問題を考える久留米市の市民グループ「コミュニティで支える農業研究会」(福田優子代表)は14日、
エコバック作りなどに参加してポイントをためると、市場に流通しない規格外野菜と交換できる「もったいない農産物まつり」を、
同市の六ツ門商店街の空き店舗など3カ所で開く。福田さんは「気軽に参加して農業への
理解を深めて」と話し、中心商店街の盛り上げにも一役買いたいとしている。

 福田さんは、自給率が低い日本の食の現状を憂い、昨夏から会で活動を始めた。今回のイベントは初の取り組み。
「形が悪いだけで廃棄される規格外野菜を活用し、農家に利益がもたらせないか」と、
市内外の約50の農家からカボチャや柿など計1トンの規格外野菜を買い取り、農産物まつりの準備を進めてきた。

 まつりでは古新聞1キロを持ち寄る(50ポイント)、車いす体験(50ポイント)、
マイはし作り体験(150ポイント)など、参加内容に応じてポイント券が渡され、
150ポイントで規格外野菜1キロ、もしくは豚汁一杯と交換できる。商店街を紹介するホームページに掲載する
「商店街のおもしろい風景や人物」の写真を応募しても券がもらえる。

 福田さんは「食べられる農作物が捨てられている現状をもったいないと気づいてほしい。商店街のにぎわい作りにも貢献できれば」と話す。

=2008/12/13付 西日本新聞朝刊=

エコ、福祉活動でポイント券 規格外野菜と交換 市民団体 「農業に理解深めて」 久留米市で14日 / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/65383