中国東方航空と中国南方航空、経営トップ交代
中国の国有航空大手、中国東方航空と中国南方航空は経営トップの董事長(会長)の交代を発表した。
東方航空の李豊華董事長が退任、南方航空の劉紹勇董事長が後任に就任する。南方航空の董事長は当面空席となる。
中国の国有大手企業間ではトップの横滑りは珍しくないが、今回の人事は航空業界の
再編に備えたものとの見方が多い。東方航空は同じく上海を拠点とする上海航空との合併観測が出ている。
東方航空では李董事長に加え、曹建雄総経理も退任。後任には中国国際航空(エアチャイナ)の
親会社である中国航空集団(中航集団)の馬須倫副総経理が就く。(上海支局)(13日 23:13)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081214AT2M1301D13122008.html