和歌山市和田の授産施設「つわぶき授産工場」がバイオディーゼル燃料精製事業に取り組むことになった。
竣工(しゅん・こう)式が13日、同工場であり、装置が関係者に公開された。
工場では、知的障害者や身体障害者ら約60人が木工品製作やスポンジ袋詰めなどをしているが、
最近は就労機会の確保が難しくなっており、新たな事業として期待されている。
バイオディーゼル燃料は、使用済みの天ぷら油に薬品を加えて化学反応を起こし、
不純物を取り除いて作る。同工場では、一日に100リットル生産できるという。
軽油の代替燃料として使用でき、二酸化炭素の排出量が比較的少ないことや、
本来なら捨ててしまう廃油を使用することから環境によいと注目されている。
今の悩みは、原料となる天ぷら油の不足。同市内にある企業の社員食堂から、
使用済み天ぷら油をもらうことになっているが、まだ必要な量の半分。本格的な稼働は来年になる見込みだ。
同工場を運営する社会福祉法人つわぶき会の岩橋秀樹事務局長は「いらなくなった天ぷら油をゆずってほしい」と呼びかけている。
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