【それでもボクは】 冤罪は何故生まれるのか?推定有罪〜ある痴漢冤罪事件の記録 【やってない】
1 :
らっきょう(福島県):
第19回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」優秀賞
『推 定 有 罪 すべてはここから始まった〜ある痴漢えん罪事件の記録と記憶』 前川優
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=303より抜粋 全文はソースで
■「無罪の推定」は刑事裁判の原則か?
ボクが事件に巻き込まれたのは、二〇〇六年一月十五日。一九七七年から教壇に立って、間もなく三十年になろうとしていた。
ボクは、社会科の教師として時には独自の手作り教材で授業をしたこともあるが、ほとんど教科書に沿って教えてきたし、
ものごとを真っすぐに見て自分で考える大切さを生徒に伝えてきた。その教科書には、「疑わしきは被告人の利益に」とある。
これは法治国家の大原則であり、誰もがこの「無罪の推定」の原則に従って裁判が進められているものと思っている。
少なくともボクは、そう思っていた。
「われわれが論じているのは、人ひとりの生命にかかわる問題なんです。
五分間で決められる事ではない、もしわれわれが間違っていたらどうなります」
「無罪を立証する必要はないのですよ。有罪が立証されるまでは、無罪なんですからね」
シドニー・ルメット監督の名作映画『十二人の怒れる男』の一場面の台詞だが、「有罪が立証されるまでは無罪」という
言葉こそが、十二人の陪審員にそれぞれの言い分の根拠を問い掛け、ついに全員一致で逆転無罪を評決するという
劇的な結末に至るキーワードだった。この映画が、国を超えて観る者の胸を打った要因はここにあったのだろうと思う。
では、日本の司法は、この原則通りに動いているのであろうか。二〇〇七年一月に封切られた周防正行監督の映画
『それでもボクはやってない』は、痴漢冤罪事件の被告人となった青年を描き、『キネマ旬報』の第八十一回日本映画第一位を
得た作品である。そこには「推定無罪」どころか「推定有罪」がまかり通るわが国の刑事裁判の現状が生々しく描かれていた。
東京地裁のある公判で、ボクは偶然にも周防監督とお会いし、自分の事件のことを話す機会があった。
監督は、「最初に『有罪ありき』という裁判での訴訟指揮が問題だが、それ以前に取り調べの段階から
「犯人」扱いされる現状はもっと問われていいのではないか」と話してくれた。
>>2以降に続く
2 :
らっきょう(福島県):2008/12/12(金) 13:56:12.49 ID:IziqkYUA
>>1の続き
起訴されれば九十九・九%が有罪、という現実を、あなたはどう理解するだろうか。優秀な警察組織のなせる捜査の結果か、
あるいは刑事裁判の鉄則である「推定無罪」が機能していないからと考えるのか。はたまた、他に理由を求めるのか。
『裁判官はなぜ誤るのか』(岩波新書)の著者で元裁判官の秋山賢三弁護士は、「裁判官は公正な審理とか、
公平な判断を意識しているのでしょうか」というボクの問い掛けに、「捜査機関は被害者の訴えを優先し、
裁判官は彼らが作成した調書を優先する傾向にあるのだから、実際の裁判では推定無罪という刑事裁判の
大原則も揺らいでいる」と言い、「『被害者』の訴えを鵜呑みにした調書を優先するのではなく、積極的に証拠採用し、
きちんと証拠に基づいた審理をすれば、捜査機関の体質も確実に変わる」と答えてくれた。
ボク自身、事件に巻き込まれ、逮捕され、起訴され、裁判にかけられるなかで、「推定有罪」の現実をいやというほど味わった。
警察での取り調べでも、検察での聴取でも、裁判でもしかり。起訴有罪率九十九・九%という刑事裁判の異常な数値が、
「推定有罪」の現実を如実に示し冤罪を生んでいるとは言えないだろうか。
「推定有罪」は何も刑事司法の現場だけではなかった。最高裁で罰金刑が確定すると、教育委員会ではまともな調査も審理もないまま、
ボクは教壇から追放された。ボクを「免職」にした横浜市教育委員会の姿勢も、ほとんど「推定有罪」だった。
「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰するなかれ」
これは、周防監督の映画『それでもボクはやってない』の冒頭、スクリーンに映し出される法格言だが、この言葉はもう
日本ではどこかへ置き去りにされてしまっている。だから、もっともっと刑事裁判の原則がないがしろにされている
わが国の司法の現状に目を向けてほしいし、「推定有罪」が当たり前のように蔓延る社会の現状を考えてほしい。
それでもボクはやってない
4 :
かいわれ(大阪府):2008/12/12(金) 13:56:33.16 ID:uDBq6/Jo
絶対に許さない
5 :
レモン(東京都):2008/12/12(金) 13:56:35.73 ID:GZqLH7kc
警察官が風俗店で女性とトラブル、自ら110番
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/203515/ 兵庫県警の30代の巡査部長が派遣型風俗店を利用した際に、女性従業員とトラブルになり、自ら110番して
助けを求めていたことが10日分かった。県警は巡査部長がこの女性に不適切な言動をしたとして、
警務部長注意の処分にした。
県警によると、巡査部長は10月3日夜、神戸市の派遣型風俗店の事務所を訪れて希望する女性を選び
ホテルに2人で入室。サービスを受けた後に言い争いになり、女性が呼び出した男性従業員が「事務所に来い」と
すごんだという。危険を感じた巡査部長は110番して助けを求め、駆けつけた警察官がその場を収めた。
関係者によると、巡査部長は当時、酒に酔っていた。サービス後も追加の要求を繰り返したことがトラブルの
原因とみられこれが処分の理由になったという。県警によると、警察官の風俗店利用禁止の規則はない。
6 :
ニシン(岩手県):2008/12/12(金) 13:56:35.70 ID:+MwJzj/T
ベッキー氏ね
7 :
つまみ菜(東京都):2008/12/12(金) 13:56:50.74 ID:wi04dr+R
植田カナだっけ
8 :
らっきょう(福島県):2008/12/12(金) 13:56:51.45 ID:IziqkYUA
9 :
アボガド(北海道):2008/12/12(金) 13:57:43.98 ID:KQZRRvm6
↓といいながらも本当は
10 :
キウイ(関東):2008/12/12(金) 13:58:45.18 ID:ZHHkzztZ
A.植田みたいなのがいる限り
11 :
うど(長屋):2008/12/12(金) 13:58:51.33 ID:8XZpSk5Z
電車内に監視カメラ付ければいいじゃん
大阪の痴漢冤罪はどうなったんだ
一審無罪後、全く報道がないが
14 :
グリーンピース(コネチカット州):2008/12/12(金) 14:00:30.34 ID:b8bewfzT
植田スレか
木直田は絶対に許さない