依頼453
大阪府富田林市で新聞配達員の東川達也さん(18)が車にはねられ、約6キロ引きずられた事件で、
自動車運転過失致死などの容疑で逮捕された大工、市川保容疑者(41)の軽ワゴン車の底部に東川さんが
手でたたいたり、足でけったりした跡があることが3日、わかった。
富田林署は、市川容疑者が車の下に人を巻き込んでいたことを認識していたと断定し、4日にも殺人容疑で
大阪地検堺支部に最終送致する方針を固めた。
調べでは、市川容疑者は11月16日午前3時ごろ、富田林市錦織東の国道170号で軽ワゴン車を運転中、新聞配達中
だった東川さんのミニバイクに追突。東川さんを車底部に巻き込み、約6キロ離れた河内長野市小塩町の自宅近くの駐車場
まで引きずり死亡させた疑い。
市川容疑者は「必死で逃げたのでよく覚えていない」と供述したが、その後の捜査で、車底部で東川さんが暴れた痕跡があることが
判明。同署が再現実験した結果、その音と振動が車内に激しく響き、車の下に人がいることがはっきりと分かる状況だったという。
http://www.sankei-kansai.com/2008/12/04/20081204-004167.html